Youright的な見解

あくまでも私的な見解である

ゆる保守から見た日本の近代史

東京裁判について語ってみる:その3

// A級戦犯は存在するか? 今日、A級戦犯が話題にされる時、国内でしばしばこの議論が起きるが各々の言い分は概ね次のようになるだろう。 右側*1の言い分:現在の日本国内でA級戦犯やB・C級戦犯という者は存在しない。 左側*2の言い分:現在でも国内外(旧連…

東京裁判について語ってみる:その2

// 東京裁判が不当なものであった事は前回述べた通りだが、元々この裁判が始まるにあたり、日本側は戦勝国による一方的な裁きになることを覚悟し臨んだ。 なぜなら、日本は戦争に負けたのである。 この裁判が今も賛否両論に意見が分かれるのは、不当か不当で…

東京裁判について語ってみる:その1

// 昨日、朝日新聞の朝刊に「安倍首相がA級・BC級戦犯に向け哀悼の意を伝える書面を送った」と掲載されていた。 内容は、首相が今年の4月に和歌山県・高野山の『昭和殉難者法務死追悼碑』で行われた法要において、そのような書面を送ったというものである。…

近現代史とは?

今朝の産経新聞の朝刊1面に、高校に近現代史新設を文科省が検討していると掲載されていた。 日本史の中で、近現代史とは言わずと明治維新後からの事をさしている。 現在我々が受ける日本史は、古代~江戸時代に長い時間を割り当て、明治維新後の近代史は短い…

靖国神社を憂う

昨日の終戦の日、例年通り靖国神社は参拝者で賑わいを見せていたようだ。 私は年に数回ながら靖国神社に参拝へ行くが、この日の参拝は控えている。 8月15日の靖国は1度行けば2度と行く気が失せるほど混雑しているからだ。 それにこの時期は、暑い・・・。 そ…

敗戦を経て(朝日新聞の訂正記事に関して)

本日8月15日、日本は69回目の敗戦(終戦)記念日となった。 戦争体験者は年々減少しており、生の声を聴く事は難しくなってきている。 来年、終戦70周年という節目を迎えるのわけだが、近頃、戦後に対する国民の思いが徐々に変化してきていると思う。 あえて…